テニス肘がいつまでも治らない/改善例

テニス肘による痛みが治らない・・・

先日来院された患者さんの症例となります。

 

Mさん(女性、40代)はテニス肘による痛みで悩まされておりました。

特にテニスをしているわけでもなく、それどころか運動さえほとんどしていないのに右肘に痛みが出るようになってしまいました。

 

Mさんはデスクワークを20代の頃からしておりました。

一時期、出産と育児で数年離れておりましたが、約20年間も終日パソコン作業が中心の仕事です。

特に、月末月初は忙しく・・・肩こりは当たり前のようにありました。

 

しかし、ある日から右肘に違和感を感じるようになりました。

とても小さい違和感だったので仕事に集中したり、帰宅すると出なくなるので、あまり気にしていませんでした。

その違和感は徐々に大きくなりました。

 

ある日、仕事で郵送物を持ち上げた時に「イタっ!!」と、思わず言ってしまうほどの痛みが走りました。

その日を境にデスクワーク中、家事、日常生活動作などで腕を使う動きは全て痛みを感じるようになりました。

 

整形外科に行き【テニス肘】と診断され、ステロイド注射を勧められましたが抵抗があり断りました。

その後、1ヶ月ほど様子見していましたが改善は全くされず、ステロイド注射をお願いすることになりました。

 

注射をしてから痛みはほとんど消えて、気持ちもかなり楽になりました。

しかし、違和感や重だるさは消えませんでした。

その後、2ヶ月ほど経った時に整形外科に再度行きましたが、ストレッチと安静にするようにだけ言われました。

 

仕事を辞めるしかないのかとさえ思い始めました。

 

でも、仕事は辞めたくないので人生で初めての整骨院や整体を探すことにしました。

「テニス肘 阿波座」で検索すると当院の過去の症例ブログを発見し、それがきっかけで通院を決意されたそうです。

 

目次

テニス肘は改善するのか!?

 

大丈夫です!原因さえ明確にすれば改善いたします!

 

 

 

Mさんのテニス肘の原因は右背中と肩甲骨でした。

Mさんの姿勢は右肩下がりで、後ろから見ると大きく右に傾いたようになっています。

左右均等に揃っている人はいませんが、Mさんの右肩下がりのレベルはかなりキツい状態にありました。

 

施術前に、腕を伸ばした状態でグーパーしていただきましたが、右肘に大きな違和感と重だるさが発生します。

右肩甲骨周辺の筋肉の緊張を緩和させ、肩甲骨の可動域拡大のために整体を施すと、グーパーをした時の違和感と重だるさは軽減しました。

 

症状出現させているのは右肘に付着している筋肉の炎症です。

しかし、その筋肉に負担を掛けているのは骨格由来の右背中の緊張と肩甲骨の可動域です。

 

これらのせいで腕全体のパフォーマンスは下がり、運動機能が低下した腕をカバーするのは筋肉です。

さらにこの状態が続くと肘関節や手首の安定性や動きまで低下します。

 

肩甲骨も手首も悪くなることで、間に挟まれた肘周辺はさらに負担が大きくなります。

 

これら全てに整体を施した後は、グーパーの動きをしてもほとんど症状が出ないようになりました。

Mさんは大変喜ばれておりましたが、重要なのは症状の戻りだとお伝えしました。

 

3日後に来ていただきましたが、症状はやや戻るものの仕事をしていても以前ほどの違和感や重だるさは出ませんでした!

 

今は完治のために月2回ほどで来ていただいてます。

 

テニス肘でお困りの方へ

 

当院ではどんな症状も原因からしっかり整体にて施術をいたします。

必ず初回で変化を感じていただけるよう真摯に向き合いますので、症状でお悩みの方はぜひ初回来院をご検討くださいませ!

 

 

 

 

 


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